義理の兄は3高なのに

主人の姉が、実家に帰ってきて、旦那に水道の栓をきつくされて、水が少ししか出ないから洗濯も食器洗いも時間がかかるとぼやいていました。
かなりの倹約家なのかなと思っていると、私に、もし旦那に借金があったらどうする？と聞いてきました。
すごい不意打ちだったので、少し考えて、親にお金を借りて返済すると答え、そうだよねと主人の姉も同意していました。
数年後、突如、主人の姉の自殺未遂事件が発生し、すごくびっくりしました。
どうやら、姉の旦那が競馬やパチンコにのめり込み過ぎて、家計が大変苦しく、姉のパート代で生活していたようですが、疲れとうつ状態から生きているのが嫌になってしまったようです。
義理の兄は東京6大学卒業で、体育会系の大柄な人。
都内の上場企業の営業マンで、主人の姉にしてみたら、理想の３高で、しかも次男で好条件がそろっている人でした。
結婚して、すぐに子供が生まれ、専業主婦なのに、子供を保育園に入れ、家でのんびりしたり、休日は家族でホテルディナーを楽しみ、お互いの誕生日にはブランド品を贈り合う、ちょっとセレブな生活をしていました。
しかし、2人目が生まれた辺りから少し様子が変わり、土日は旦那に子供を預けて、姉はパート勤めをするようになりました。
主人の親はお金に困っているのは知っていたようで、会うたびにお小遣いを渡していたようですが、それでは間に合わなかったようです。
事件発生後、警察や病院に相談すると離婚を勧められ、義理の兄も視線の動きや会話からうつ気味と言われたそうです。