一人で抱え込んで問題が深刻化

離婚歴があって養育費と、毎月の生活費で経済的に悩んでいました。まとまった出費があった月に、生活費の補填のためにカードローンを契約しました。
当初は必要分のみを借入して、返済に困ることもありませんでした。しかし、利便性の高さに甘えてしまって、遊興費のために借入するようになりました。徐々に使う金額も増えていって、返済に窮するようになりました。
しだいに返済するために、新たなカードローンを契約するようになりました。雪だるま式に借金が増えていって、頭から借金のことが離れなくなりました。
仕事や日常生活に集中できなくなりましたが、借金問題を人に相談することはできませんでした。状況だけが悪化していって、ついに次回の返済が不可能になりました。新たにカードローンを契約することもできずに、一人で思い悩んでいました。
そんな時にネットで借金問題を調べていて、債務整理という方法を知りました。さっそく、近くの弁護士事務所で、無料相談にのってもらいました。状況からみて自己破産か任意整理を勧められ、最終的に任意整理の手続きを依頼しました。
手続きが完了するまでに3ヶ月ほど要しましたが、すべての手続きは弁護士が行ってくれました。法的に借金問題を解決できたことで、精神的な負担は大きく軽減されました。
最終的には債務整理に助けられましたが、そうなる前にできることもあったと思います。早めに誰かに相談することで、問題は小さく済んだと思います。借金問題は相談しにくい事柄ですが、勇気を持って話してみる必要があります。