父親が亡くなった時

私が21歳の頃の事です。父親が心不全で突然死しまして、うちは何でも父親まかせでしたので悲しみの次に今後の生活の事がありますので、残された母親と妹と私でまず生命保険会社に電話をしまして父が生命保険に加入していないか調べました。結局は解約していたり一つも見つかりませんでした。私は専門学校を卒業後就職もせずフリーターみたいな事をやっていました。 銀行から連絡がありまして、毎月父の貯金通帳から何らかのローンが引き落とされているそうでローン会社に問い合わせ、アルバイトの帰りにローン会社に立ち寄りまして話を聞きました。うちは自営業をしていまして大型の冷蔵庫を買いましてその時ローン会社から借金していましてその借金の残りがありまして、毎月引き落とされていたそうで、その時は若かったせいもありまして本当にお金の事で悩んでいました。今まで家計の事は父親に任せっぱなしで、そのツケが来たようでした。その時は運が良く郵便局の生命保険に入っていた事が分かりまして、その生命保険がおりまして私が少しお金を足しまして父の借金を全額支払いました。 それもありまして私はフリーターをやめまして就職しました。妹が父の事業を引き継ぐと言いだしまして私は反対しましたが妹は聞かず、意見の食い違いもありまして私は実家を離れました。私は若かったので駅前のマンションに引っ越しまして家賃も高く昼の仕事だけでは生活出来なかったので、夜も掛け持ちして働きました。結局は生活出来ずに実家に帰りました。