私が借金を増やしてしまったのは、私が40代前半の頃に、家族の医療費と事業の失敗が原因でした。家族のために必要な治療費を工面するためと、自らの事業を支えるために、次第に多額の借金を抱えるようになりました。 借金総額は合計で約1000万円にのぼりました。借入先は主に地元の地方銀行と信用金庫から事業資金としての融資を受けていました。当時は返済計画に自信を持っていましたが、事業の不振により計画は崩れ去りました。また、事業融資だけでは、足りず最終的には消費者金融からも借り入れをするようになり、金利の高さもあり、借金総額はどんどん増えてしまったのです。特に消費者金融は高利であり、雪だるま式に借入額が増えてしまいました。 さすがに自力での借金の返済が困難になり、ついには自己破産を選択しました。自己破産の過程は精神的にも金銭的にも困難でした。まず弁護士事務所への支払いだけで30万円あり、これは父母から借入しました。その後法律相談、裁判所への申立て、財産の処分など、多くの手続きが必要でした。しかし。自己破産は一時的には助かりましたが、信用情報への悪影響は、私にとって大きなデメリットでした。 今は自己破産から４年が経ち、私の生活も大きく変わりました。新たな職に就き、安定した生活を送っています。借金という過去は消えることはありませんが、それを乗り越えたことで、より堅実な生活を心がけるようになりました。現在は、少しずつ貯金を始めており、将来に向けて慎重に計画を立てています
自己破産を経験した私の過去
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