魔法のカードの恐怖

出向で大手企業に配属をされた時、今までの専門職や販売職とは違い初めてのパソコンと一日中向き合う仕事に転職した時の話。給料が低く、ボーナスなしのフルタイムでした。今まで笑顔で接客していた職業から仕事上の最小限の会話さえすれば人とあまり向き合う事のない仕事でストレスが溜まってしまいました。私のストレス発散法が以前は買い物でしたがその当時は周りが結婚ラッシュで自分に自信がなくなったり自分を責めてしまう様になってしまったので自分磨きや美容グッズ、美容皮膚科等にお金を使う様になりました。始めは現金で支払いをしていたのですが途中からカードを使う癖が付いてしまいました。しかも一括にせずリボ払いにしてしまうという今ではあり得ない選択。リボ払いの設定金額が3,000円に対して毎回10,000円以上の金額を使ってしまっていたので利息も高く返済金額も膨らみ、毎回使うごとに設定金額が上回るという事は返済額もどんどん容赦なく上がっていきました。結果、50万まで支払額が増えてしまい、返済するまでに時間がかかり大変でした。それ以降そのカードは使わなくなり、期限も切れ、破棄しました。現在はデビットカード等もよく聞く様になりましたが、時間差で金額が急激に減ると銀行手帳を見た時に青ざめていたのを今でも忘れません。現在は現金払いを心掛け、どうしても受け取りたい商品で宅配ボックスが使えないものであればクレジット払いを選択する事もありますがクレジットカードの恐怖を体験してからは現金派になりました。